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【SONYアンプ】AX440を修理しました【片チャンネル出力不良】

投稿日:2021年12月16日 更新日:

【SONYアンプ】AX440を修理しました【片チャンネル出力不良】

SONY_AX440

SONY_AX440

修理はちょくちょくやってますが、ブログはさぼりがちで、、、アップするのは久々の修理ネタです。
今回は30年以上使っているSONYのAX440というプリメインアンプの修理です。

少し前から片方(右側)の出力の調子が悪く、出たり出なかったり。
修理のツボは事前に調べていて、部品を安く入手できるタイミングがあったのでチャレンジしてみました。

SONY AX440は無難にシンプル

SONYのアンプと言えば、往年の名機、ESシリーズ(ES333とか)が有名ですね。
私のはAX440。あまり見かけない機種です。
でも、仕組みこそ違えどやはり昔のメイドインジャパン。
飾らない音が好きです。って、この私のAX440は実はいただいたもの。
ずっと大事に使ってきました。

バリバリのアナログ仕様ですが、私にとっては長年連れ添ってる相棒です。

たまに右側の音が出ない

この半年くらい、右チャンネル(右スピーカー)から音が出なくなりました。
ボリュームのガリでもないですし、別のスピーカーと変えたり、いろいろやった結果、どうも内部の何かがおかしいことまではわかりました。

ついに完全に出なくなる

たまに調子よく音が鳴ることもあるので、なんとか騙し騙し使ってきましたが、ついに全く音がでなくなりました。

アンプ自体の故障とか修理は実は初めてなのでネットでいろいろと検索してみました。
どうやらよくある原因のひとつとして、スピーカーリレーなるものの劣化があるようです。

分解してみます

before_repair

before_repair

昔の武骨なアンプですが、分解は簡単です。
ネジ5本外すだけでカバーが外せます。

ありました、原因と思われるリレーが。

多くの場合はこのリレーが原因です

写真の四角い黒い部品がリレーです。

repair

repair

これの内部の接触が不良を起こすとうまく音が出せないようです。

端子の汚れでうまく磁石がパチッとなってくれない。(←説明下手です。ごめんなさい)
念のため、音が出ないときにこのリレーをコンコンと叩いてみましたら、なんと音が復活しました。
ということで、今回の音が出なくなった原因は予想通りこのリレーで間違いなさそうです。

MATSUSHITA JD2a 24V AJD4946,廃盤なり

使われているリレーの型番はMATSUSHITA JD2a 24V AJD4946でした。
検索しましたが、すでに廃盤で生産中止です。

その後調べたところ、OMRONのリレーが代わりに使えそうだとわかりました。

代替品G4W 2212P US TV5をモノタロウで

今回、代用に選んだのはオムロンのG4W 2212P US TV5です。
アマゾンでもありましたが、今回はクーポン利用でモノタロウから。

オムロン パワーリレー G4W-2212P-US-TV5 DC24(Amazon)

G4W-2212P-US-TV5

G4W-2212P-US-TV5

足のピッチが同じなのと、電圧その他の条件が問題なさそうなのでこれを選びました。
ただ、全体のサイズが一回り大きいです。

G4W-2212P-US-TV5_2

G4W-2212P-US-TV5_2

実は今回モノタロウから特別割引クーポンがタイミングよくもらえまして、安く替えました。

私の住む京都市では電子部品屋さんがほぼ壊滅状態ですので、最近すべてネット購入です。
余談ですが、東京出張の時は事前に買い物リストを準備して、秋葉原でまとめ買いします。

部品の微妙な違いに注意!

サイズが一回り大きいのは事前にわかっていましたが、購入後に初めて気づいて焦った点があります。
足の太さが違います(4本)!!

G4W-2212P-US-TV5_3

G4W-2212P-US-TV5_3

これは参りました。

基板のホールに刺さりません。
0.4mm位違います。

悩んだあげく、リューターで少しだけ足を削りまして、ホールに入る太さにしました。

では、修理実行

やることは単純です。

repair_3

repair_3

リレーを外して、つけるだけ。

repair_2

repair_2

さくっと修理終了

サイズが一回り大きいのでどうなるかと思いましたが、とくに問題なく収まりました。

after_repair

after_repair

では、戻して試運転です。

なんと音質まで改善されてしまった

ばっちり治りました。
問題なく右からも音がでます。

そして、何より驚いたのは、、、音が良くなった!!んです。
まず、いつもと同じボリューム位置でもあきらかに前より音量がアップしています。

そして、音の輪郭がはっきりとするようになりました。

徐々に劣化していってるときにはその変化に気づかなかったのですが、こうして新しくするとどれだけ劣化していたのか明確にわかりました。
単なるリレー、と思っていたのですが、こんなに変わるとは、恥ずかしい限り。

外したリレーを分解してみる

ということで、外したリレーを勉強がてら分解してみます。
分解といってもカバーをこじって外すだけです。

MATSUSHITA_JD2a-24V-AJD4946_2

MATSUSHITA_JD2a-24V-AJD4946_2

右と左のそれぞれの導通接点を見ると、あきらかに見た目の差があります。
新品の状態がわからないので何とも言えませんが、接点も黒くなっています。

MATSUSHITA_JD2a-24V-AJD4946

MATSUSHITA_JD2a-24V-AJD4946

たまに掃除してやればいいのかもしれませんが、リレーのまわりに指が入ればカバーも外せるんでけど、毎回ハンダ取って部品外して、、、はめんどくさいですね。

次は終段トランジスタ交換にチャレンジ!?

ほんとは自己満足的にコンデンサーをオーバーホールしたり、トランジスタ交換もしたかったのですが、今回はやめました。
というのも、リレーの交換でも音質は改善しましたし、今はそれで充分かなと。

コンデンサも見た目的に膨らんでるのもないし、下手に触るのもあれかなーっと。
でも終段のトランジスタは変えてもいいかなーっとか。

今使われてるのが2SA1490 2SC3854 ペア(←Amazonでかろうじてあるみたいですが)。
一応これらは生産終了とのことですので、代替品としては2SC4467と2SA1694のペア(amazon検索結果)になるようです。

このあたりはまた時間があれば。

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