京都・嵐山を拠点にするノマド的フリーランス親父の日々。

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ひとりごと

【次亜塩素酸水】除菌水を手作りしてみました(エタノール不要の作り方)【コロナウイルス】

投稿日:2020年2月16日 更新日:

【コロナ対策】次亜塩素酸水(除菌水・消毒液)を「塩素系漂白剤ナシ」で自作

このページは、ハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤を希釈する消毒液の作り方ではなく、人体に安全で使いやすく効果も強い「除菌水」次亜塩素酸水の作り方を書いています。


※当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任は負いかねます。予めご了解の上、お読みくださいませ。
※昨今の情勢の変化に伴い、全体の文章や写真の追加、修正を行いました。(2020/4/3)

2020年6月26日追記 6/26発表のNITEの報告について
https://www.nite.go.jp/information/osirase20200626.html
追加発表がありました。
次亜塩素酸水は、以下のものを有効と判断しました。
  ・次亜塩素酸水(電解型/非電解型)は有効塩素濃度35ppm以上
  ・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは有効塩素濃度100ppm以上
ただし、噴霧やその他の事項についての報告はありませんでしたが、まずは有効性の確認が認められた点は良かったです。

2020年6月3日追記 先日のNITEの報告について
https://www.nite.go.jp/information/osirasefaq20200430.html
次亜塩素酸水についての有効性確認について。
当ページでは手指への使用や噴霧して使用している旨の記載をしておりますが、NITEによる最終的な検証結果は出ておりません。
ただ、現時点での報告や報道をみていますと控えたほうがよいかなと思いますので、超音波加湿器での噴霧はいったんやめております。
除菌的な使い方で対象物には使用しています。
NITEの報告も含め、今後の発表などにご注意ください。
当サイトも新しい情報がありましたらお知らせいたします。

はじめに

このページを見てくださる方が多くなってきています。
ありがとうございます。
そこで、まず最初に大事なことをお伝えします。
次亜塩素酸水の作り方や使い方、その効果などについては様々な情報や見解があります。
こうした分野は言葉ひとつをとっても広義か狭義かでも違いますし、専門の方でも意見が異なることも珍しくありません。
私が調べていた時にも、ある使用目的に関しての推奨濃度に差があることもありました。
手指への使用についても、アルコールより肌荒れないし良い、大丈夫、だめだ、効果は無い、など様々です。
コロナ禍の今、有用な情報を発信する方もいらっしゃれば、逆の便乗商法、転売なども増えています。
知識のない素人の私はそれらを踏まえたうえで、自分なりの解釈と自己責任で使っています。
この記事を書いた当初の2月初旬からこの2ケ月でネット上の情報もかなり増えました。
そうした中で、決して意図的ではありませんが、当ページには間違っている部分があるかもしれません。
気づけば修正していますが、私も現在非日常的な動きですので不十分な点はご理解ください。
そのうえで、情報のひとつとして参考にしていただければと思います。
乗り越えましょう。(4/8追記)

ウイルス除菌スプレーと加湿器での空間除菌用として

新型コロナ(COVID-19)の感染が広がってきています。
コロナ対策、コロナ予防をしたいのに、必要なモノを買えない状況が改善するどころか悪化しているようにも思えます。

マスクに続き、消毒液も手に入りにくいです。(ウエルセプトを何とか入手した記事はコチラ)
そこで、携帯用の除菌スプレーと加湿器に入れて空間除菌にも使うために次亜塩素酸水の除菌水を作りました。

今回作った除菌水はエタノール類を使わずに作れます。現在、消毒用エタノールや無水エタノール等がコロナの影響で品薄になっています。アルコール除菌スプレーも手作りしづらい状況になってしまいましたので、その代用にもなるかと思います。

除菌水の素 WAKASUGI

除菌水の素 WAKASUGI

次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)とは

今回、次亜塩素酸水の除菌水を作るので少し調べました。
名前が似ているものがあるので整理しますと、

  • 次亜塩素酸ナトリウムを使った水
  • ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを使った水
    (次亜塩素酸水の除菌水はこっち)

の2種類がありました。
前者の成分はわかりやすく簡単に言うと、例えばハイター(花王)=塩素系漂白剤とかですね。
これを水で薄めると次亜塩素酸ナトリウム消毒液(アルカリ性)となるわけです。
アルカリ性なので皮膚につくと肌荒れしたり、ヌルヌルするタイプですね。
「手作り消毒液」を検索すると、塩素系漂白剤を使って水で希釈する方法が多く見られますが、次亜塩素酸水はそれではありません

"次亜塩素酸"と同じ文字が共通なのでややこしいですが、一般的に安全な方の次亜塩素酸水は後者の方ですね。前者のものも次亜塩素酸ナトリウム水溶液なので、略すると次亜塩素酸水というのも間違いではないと思いますが、このページで紹介しているのは私の解釈の中で後者のものを指しています。
先日から自治体や企業がアルコール消毒液の変わりに無償配布したりし始めている多くは、この後者の次亜塩素酸水が多いです。

※厳密な厚労省基準の次亜塩素酸水のHClO(次亜塩素酸)は、電解装置で生成したものになります。
イオン交換膜などを使う分離層タイプの市販品でもウン十万もする高額な装置等が必要です。
私のような貧乏一般家庭レベルでは非現実的です。
今回は、次亜塩素酸水の成分であるHClOを別の方法で簡単に安く生成する方法です。

前者のハイター系の水溶液(希釈液)は、花王の公式ページにも「手指などへのご使用はおやめください」「薄めた液でも皮膚を傷めるおそれがあります」と書かれていますので注意しましょう。

実はどちらも次亜塩素酸ナトリウムが元ではあるのですが、生成方法の違いで別の物質になっているようです。
端的に言うと、次亜塩素酸ナトリウム水をより安全に使えるようにしたものが今回の除菌水と考えてもいいかと思います。化学の世界は難しいですね。

除菌の性能は、「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)=漂白剤などを薄めたもの」で比較した場合、同じ濃度なら「次亜塩素酸水」の方が除菌力は8倍、除菌スピードは80倍早いといわれています。

加湿器にも入れて使えるのは次亜塩素酸水の方とのこと。
逆に塩素系漂白剤を薄める方法は使い方を間違えると健康を害するリスクが高いので注意が必要です。(ハイターを加湿器に入れて話題になっていましたね)

どちらもコロナウイルスに対して有効性はあるようですが、私は専門ではないので、間違ったことを書けないので詳しくは各自で調べてみてください。
( "https://shoushuuzai.com/次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は違う" など。)

モノの表面に対する除菌・消毒目的ならハイター系を薄めての使用も厚労省のページで濃度についても紹介されていました。

今回はハイター類は使いませんので全く関係ないのですが、ハイターやブリーチの容器に書いてある濃度はあくまでも製造時のものなので、古くなったものだと徐々に分解されて濃度が落ちていますのでご注意ください。これも花王のページに濃度低下についての注意書きがありました。そのことまでちゃんと説明している作り方の紹介はあまり見かけないです。

「除菌水」か「除菌水を作るパウダー」か

以下、ここでの除菌水とはジクロロイソシアヌル酸ナトリウムで作る除菌水とします。

すでに出来上がった(生成された)除菌水も売っていますが、何リットルか買っても加湿器に使えばすぐに無くなりそうなのとコスパを考えて粉末の素を買って自作することにしました。自作といっても水で薄めるだけですが。

また、手作りで必要な分だけ作れることで、時間経過による除菌力の低下も防げます
さらに、使用目的に合わせて好きな濃度(当ページ後半参照)で作る事も出来ます。

除菌水の素、つまりジクロロイソシアヌル酸ナトリウムが手に入れば作れます。

除菌水の作り方

材料は「素(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)」と水

まずはジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを入手します。
「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」で検索するとたくさんヒットします。

今回は商品名がそのものズバリの「除菌水の素」(Amazon)というのを買いました。

いくつか製品がある中でこれを選んだのは、予算2,000円程度でその中で一番コスパが良かった(濃度50ppmのものが合計800リットルも作れます)のと、詳しい説明書付きだったからですが、後述しますが説明書も思った以上に詳しくて、結果的にはこれでよかったと思います。
この「除菌水の素」をはじめ、成分がジクロロイソシアヌル酸Naに関する商品は売り切れ状態のものは無かったです。

4/17追記
先日これを追加購入しようと思いましたが、売り切れが続いてるみたいです。
そこで、別のメーカーの「次亜の素(ジアテクターP) 120g入り」を買ってみました。
簡単な比較や試験紙テストなどの結果を続編としてコチラのページでまとめました。
よろしければそちらも参考にしてください。

早速アマゾンで注文して翌日届きました。
(Amazon)除菌水の素 次亜塩素酸水生成パウダー 80g PH調整済み(WAKASUGI)
↑これが今回購入した商品です。
上のアマゾンのリンク先が売り切れで表示されなければ↓下記の同じWAKASUGIさんの楽天やヤフーの出店先でも販売されています。商品は全く同じです。
(楽天)【送料無料】次亜塩素酸水生成パウダー PH調整済 除菌水の素 80g(WAKASUGI)
(Yahoo!)次亜塩素酸水生成パウダー WAKASUGIの除菌水の素
※今回は写真のやつで、説明にpH調整済みとあって80gで1,980円(税別)でした。

2/27追記
アマゾンでもこの除菌水関連が売切や値上がりしつつあるようです。
もし上記の「除菌水の素」が売り切れの場合は成分を参考に同様のものをAmazon等で探してみてください。(下記のリンクでAmazon検索結果表示できます)
「次亜塩素酸水」関連商品
「ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム」関連商品

※サンプラント・マイルド 250g で1,980円もありますし、探せばいろいろあります。
※業務用のでっかいのもありましたが、どの商品も2年くらいの保存が限度で、今回買った80gでも使いきれるか微妙。
分け合うなら大きいのを買ってもいいかもですね。

丁寧な説明書がついてます

丁寧な説明書がついてます

説明にはアルミ缶からパウチパックに変更されたようで、どちらかが届くと記載がありました。
今回届いたのはパウチでした。
※このパウチへの変更は改悪だと思います。(理由は後述)

準備(必要な道具)

500mlのペットボトルや手袋など必要なものを説明書通り揃えます。
今回は透明の容器を使用しましたが、それぞれ遮光性のものがベストです。

準備して除菌水の作成開始

準備して除菌水の作成開始

  • 除菌水の素(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)今回はアマゾンで購入したもの。
  • 500mlのペットボトル(原液作成用)
  • 1000mlのペットボトルやスプレーボトルなど
    (最終的に使いたい濃度・量、目的に合わせた容器)
  • ビニール手袋
  • 目の保護メガネ(ゴーグル)

説明書には防護用メガネと書いてありますが、持ってなかったので普通のメガネでやります。
目に入ると危険ですので、ここは自己責任です。

今回の作業で他にあると便利だと思ったものは次の6つ。(理由は後述)

  • 原液作成・保存用の遮光ボトル
  • 実際に使う時用の遮光性のある容器
  • 計量カップ(どちらかというと必須)
  • 小数点1桁(0.1g単位)以上計れるハカリ
    キッチンスケールなど
  • 小分け用チャック付ポリ袋
  • 油性マジック(マーキング用)

遮光のものが良いと書きましたが、テープを巻いたり、アルミホイル、袋などで覆えって遮光できればわざわざ買わなくてもいいと思います。私は最終的にはアルミホイル、アルミテープで覆いました。

除菌水の素を1g計量

説明書通りにすすめます。

まず、除菌水の素を1g取り出します。
説明書には付属のスプーンの1杯の量がちょうど1gと書いてあります。
しかし、パウチの口には付属のスプーンが入りづらいです。
そこで、パウチの口から振り落としながら、こぼれないようにスプーンに1g。

パウチから1g取り出し

パウチから1g取り出し

でもこの方法で取るのはこぼれまくって至難の業です。
そこで結局、写真のような方法で一旦紙の上に1g取り出しました。

これで1g

これで1g

ハカリがあればわざわざスプーンはいりません。
ちなみに、その取り出した1gをスプーンにのせた状態がこちら。

付属のスプーンで1g

付属のスプーンで1g

スプーンだけで計量してきっちり1g分取り出せるのか、甚だ疑問です。
どの程度スプーンにのせたら1gなのかわかりません。

スプーンは底も浅くて、すりきって計れるわけでもないのでこれは残念な点です。
1gというかなりの微量を計る精度が必要なので、是非とも販売元には改善してほしいところ。

(※4/2追記)販売元のホームページを見ましたら、やはり計量しにくいという意見が多いようで、最初は1gをしっかり計って量を確認するような注意書きが増えていました。

できれば入れ物も以前のアルミ缶のほうがこぼれずに取り出しやすかったと思います。
そして、1gがすり切りできっちり計れるようなものにするなどの改善を求めます。
※このあと、パウチからガラス瓶に移し変えました。これで毎回の取出しが楽になりました。

小瓶に入れ替えました

パウチから小瓶に入れ替えました

※この時に1gを小分けにしていくつか作ってストックしておくと毎回計ったりする手間が省け、すぐに作れて大変便利です。

1gを小分けしてストックおくと便利です

1gを小分けしてストックしておくと便利です

※ちなみに、このブログを書きながら検索していたら、1gごとにパックされてる商品もありました。
(Amazon)コレスゴ 30包入 500ml(100ppm) 若干割高ですが、計量の手間はその分省けますね。http://www.jnec.jp/koresugo/about_koresugo/

水で薄めます

ペットボトルを買ってきた未開栓状態なら開ける前に500mlの位置で予めマーキングしておくと良いです。(推奨)

ペットボトルにマーキング

500mlの所でマーキングしておくと楽です

500mlのペットボトルに先ほどの1gの粉をいれて、水をいれて振ります。

使用する水はきれいな水道水を使用と書いてありますので、今回は浄水を使いました。
私はうっかり最初に500mlのマーキングをしていなかったので、計量カップで500mlを計って入れました。
空のペットボトルで始めるなら、ここで500mlのマークをすると次回から楽で便利です。

※精度を求めるなら水は1ml=1gなのでここでもハカリを使うといいでしょう
それと、メーカーのデータ取りは純水(理論上のpH7)でのものと書かれていましたので、(原液作成も希釈も)可能な限り純水を使用するのがいいと思います。水道水はpHにバラツキがありますし、H2O以外の物質も含まれています。厳密に純度、精度の高い次亜塩素酸水を求めるなら純水で作るか、生成された次亜塩素酸水を買う、pHや濃度を管理しながらの電解させたり中和する方法になってくるでしょう。以前熱帯魚水槽に使用していたRO水生成器を処分したのを後悔しています。

そして、振ります。
この際、今回使用した500ml(確かセブンの500mlの水)のペットボトルでは、空気の部分が少ないために水の動きに余裕がなくて溶かしづらかったです。
かなり振りましたが、写真ではわかりにくいのですが、少し溶けきらない粉末が残りました。

粉末が少し溶けにくい

粉末が少し溶けにくい

このあともがんばってシェイクしてなんとかすべて溶かせましたが、これが一番大変な作業でした。
最初から目一杯の500mlを入れずに少なめの水の量で振るか、できれば少し余裕のある500ml+アルファの大きさの容器で水をガシャガシャと振れるようなのが楽で早く溶かせると思います。
多少の溶け残りは時間が経てば消えていました。

除菌水の原液が出来ました

先ほどの除菌水の素1gで濃度1000ppm、500mlの原液が作れました。

500mlの原液が完成

500mlの原液が完成

除菌水の素は80g入りなので、原液80本分作れることになります。
これが今後、使用目的によって希釈していく際の原液です。

中身や製造日をペットボトルに書いておくなどして、事故防止に努めましょう。

原液1本から作れる除菌水の量

さて、今回は除菌用スプレーを作りたいので、濃度を薄めます。

説明書に用途別に詳しく濃度が書かれていますので参考にします。
一般的な除菌目的のためのスプレーの推奨濃度は50ppm。
これはかなり薄い部類になります。

作りたい濃度と作りたい量から簡単に作れる各必要分量の早見表も付属してたので簡単です。
例えば、今回作りたい除菌水が濃度50ppmで1000mlなら、50mlの原液と950mlの水です。
原液1本(500ml)から50ppmのものなら10リットル分の除菌水を作ることができます。

ペットボトルにマーキング

1リットルの所と50mlの所でマーキングすると便利です

50ppm1000ml作るとして、こちらも予め1リットルの所でマーキング、そして原液50mlの所でそれぞれマーキングしておくと便利です。

pH試験紙を探し出してきて計ってみました。

pH試験紙でチェック

pH試験紙でチェック。弱酸性。

目測ですが、pH6.5位でしょうか。ちゃんと弱酸性になっていました。
(試験紙の一番右の丸で囲ったのがpH試験部分で、そのすぐ上の色見本がpH値の目安です)

(追記)後日、次亜塩素酸濃度試験紙も買いました。その結果はこのページ後半です。

作り方を改良しました(2020/4/7改良版)

・・・と以前はこのように書いてたのですが、その後以下のようにやり方を一部改良しています

【毎回1gから500mlの原液を作る。その原液から毎回50ppmのものを1リットル作る場合】
上記で説明した1リットルのペットボトルの1000ml,50mlのところのマーキングにプラスして、500mlのところも量ってマーキングしておきます。

500mlでもマーキング

1リットルのペットボトルの500mlでもマーキング

500mlの原液保管用ペットボトルはアルミホイルを巻いて遮光しました。

自作遮光ペットボトル

アルミホイルで自作遮光ペットボトル

そして、素1gを溶かすのは500mlのペットボトルではなく、この大きい方の1リットルのペットボトルを使用します。
ここが一番大きな違いです。

除菌水の素は1リットルの方で溶かします

除菌水の素は1リットルの方で溶かします

素を入れたら500mlのマーキングしたところまで水を入れて振って溶かします。

500mlのところまで水をいれます

500mlのところまで水をいれます

これで500mlのペットボトルで溶かすよりも振りやすくなって溶かしやすくなります。

しっかり振って溶かします

しっかり振って溶かします

その後、素が溶けたら、500mlのペットボトルへ移し変えればいいだけです。

500mlのペットボトルを遮光してしまったのでその500mlのボトルだと、500mlのマーキングや溶け具合がわからなくなりますが、この方法を使うとマーキングや中が見えなくなってもこちらは作成には使わずに保存用として使うので大丈夫です。

溶けたら500mlのペットボトルに入れ替えます

溶けたら500mlのペットボトルに入れ替えます

ここから後は上で最初に書いた内容と同じ行程となります。
この原液500mlのペットボトルから1リットルのペットボトルへマーキングした50mlのところまで入れます。

まず原液を50mlを入れます

まず原液を50mlを入れます

1000mlのマーキングまで水をいれて完成です。

除菌水を買うより断然コスパがいいです

先ほどの書いたように、原液500mlから濃度50ppmの除菌水が10リットル作れる計算になります。
つまり除菌水の素1gから10リットルの50ppmの除菌水が作れます。
今回買った除菌水の素が80gですので、50ppmの除菌水を作るなら合計800リットルも作れることになります。
非常にコスパがいいですね。

作られた除菌水は時間と共に濃度が落ちていきますので、出来るだけ早く使い切るようにしましょう。

これだけあれば当分の間の除菌水はまかなえると思います。

(3/30追記)次亜塩素酸水の生成器を使う方法について

いくつか質問をいただきました。「次亜塩素酸水の生成器を使う方法についてはどうですか?」
私は上で紹介した方法でしか使った(作った)ことが無いのでなんとも言えません。
商品を見たところ、先ほどのジアイーノのように水と塩を電気分解して生成する仕組み。
本体さえ買ってしまえばあとは水と塩と電気代がコストということになりますね。
長い目で見ればコスト的にはメリットがあると思いますが、一回の生成時間が数分かかるみたい、濃度調節はどこまでできるのか?機械なのでいつかは壊れることも踏まえた検討が必要だと思います。

また、冒頭にも書いていますが、本格的な生成器は非常に高額です。

最近よく売られているポットタイプ等の安価なポータブルタイプの生成器があります。
それらの多くは結局、酸性ではない電解次亜水が作られるので、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(つまりハイターを薄めたのと同じ)ができるだけ、みたいなレビューのある商品もありましたので、もし購入される方は事前にしっかり確認されることをおすすめします。

(参考)アマゾン"次亜塩素酸水 生成器"

できればどの方法や機械であっても一度はpHや濃度チェックはされるほうがいいと思います。

「除菌水の素」があれば水と容器さえあれば即座に目的の濃度と量で作れます。

私の次亜塩素酸水の使い方

携帯用にスプレーに小分けしました

ダイソーのスプレー(アルコール対応)

ダイソーのスプレー(アルコール対応)

ダイソーで小さなスプレー容器を買ってきて、それに入れました。

ちなみにアルコールも対応のものが売られていたのでそれにしました。
今後、中身をアルコール消毒液にした際にも使えますし。

外出時の手指やマスクの消毒に使っています

小分けにして、持ち歩きのほかに、玄関や車にもそれぞれ置くことにしました。

外出時には不特定多数の人が触ったものに触れた後に手指に使用しています。
車では適宜ハンドルとかドアノブに。
マスクにも適宜噴霧しています。マスクと顔の隙間から飛び込んでくるものは仕方ないですが、マスクに染み込ませる感じで使うと不織布やフィルターに付いた飛まつなどには効果があると思います。

この除菌水の成分は菌やウイルスに反応すると水に変化するとのことですので、モノの表面へはしっとりと濡れるくらい直接噴霧して、ふき取るといいでしょう。
直接噴霧がポイントで、一旦ティッシュにスプレーして湿らせて、、、とかだとティッシュに先に反応してしまいます。
これは乾くまで摺りこむことで効果を出すアルコール消毒液との使い方の違いですね。

対象物に対してですが、成分的に全く色落ちや悪い影響がないわけでもありません。使用の際は注意しましょう。

紫外線と高温に弱いので保管には注意

除菌水は紫外線にも弱いので、できる限り遮光性のある容器がいいでしょう。
原液も希釈したものも、陽の当たる場所を避けて高温にならないように保管、使用してください。
分解が早く進んで濃度が低下していきます。

100均で売ってる携帯用香水ボトルは容器がガラスで、外筒が金属で遮光性のものもありますしそれもいいかもしれません。
透明の容器しかなければ、容器の外側をテープでまくとか工夫次第で遮光はできると思います。

※詰め替え容器も品薄になっていますが、家の中を探せば使わなくなった何かのスプレーボトルとか出てくるかもしれません。
この後我が家でも二つくらい遮光性のしっかりした小さめのスプレーボトルを発掘しました。売ってないからとあきらめるのは最後の最後にしましょう。

加湿器にも使用してみました(空間除菌)

加湿器が我が家にはハイブリッド式と加湿空気清浄機の二つあります。
ハイブリッド式は温風を水にあてて気化させるタイプ。
加湿空気清浄機はパナソニックのもので、加湿の方法は気化式です。
基本的にこの除菌水は熱で効果が落ちますので、今回は気化式の加湿空気清浄機のほうで使ってみました。(50ppmの除菌水でやりました)

使用時の加湿空気の臭いに関してですが、加湿部分に近づけばなんとなくわかる程度ですが、意識しなければ部屋にいてもわからないくらいです。
プールのあの塩素臭みたいものは私は全く感じません。
匂いがあるほうが効いてる感じがしますが、濃度も正確に作ったはずなのでこれで効果があるでしょう。

理想は超音波式の加湿器(Amazon)のように成分がそのまま大気に出ていくタイプが効果的にも良いと思います。
その場合は次亜塩素酸水対応の製品を選びましょう。
中性に近い弱酸性とはいえ、振動子や内部の部品が腐食して故障する原因にもなります。
気化式や他のタイプでも次亜塩素酸水対応の製品があればそのほうがいいと思います。
加湿器への投入は必ず事前に適応するか確かめてくださいね。

(楽天)次亜塩素酸水 対応 超音波加湿器 ジアリードα
↑この加湿器が良さそうでしたが、Amazonでは完売でしたので楽天で予約注文しました。到着次第レポート予定。
このタイプはやはり人気があるのか、私が注文した時点ではヤフーのほうも予約販売でした。
(Yahoo!ショッピング)【耐腐食性 振動子改良機器】 超音波加湿器

(2/29追記)パナの空間除菌脱臭機は次亜塩素酸を使用

空気清浄機と名前も見た目も似て非なるものに、パナソニックの空間除菌脱臭機ジアイーノがあります。

これは一般的な空気清浄機に比べてかなり高額です。
アマゾンの参考価格→(Amazon)ジアイーノ(次亜塩素酸 空間除菌脱臭機)

ジアイーノも品薄になっているみたいですが、こんな中、日立から次亜塩素酸加湿器が発売されました。
こちらは加湿器タイプのようですが、値段はジアイーノよりかなり安いみたいです。(4/13追記)
価格参考 (Rakuten) 日立 次亜塩素酸加湿器 ピュアクリエ HLF-Z5000

ジアイーノのホームページをみたところ、水道水に専用の塩タブレットを用いて電気分解させて、次亜塩素酸を発生させる仕組みのようです。
ホームページにはその化学式がHOClとあり、今回紹介している除菌水の次亜塩素酸もwikipediaにもHClOと書いてありますので放出される成分は私の作ったものと同様だと思います。
濃度は10ppmですので低めではありますが。

本体は高額ですし、専用の塩タブレットを購入しないとダメなのでコストがかかりそうです。
この塩タブレット(Amazon)はひょっとしてジクロロイソシアヌル酸ナトリウムかも?と調べましたが、どうやら塩化ナトリウムが主成分で、塩に近いものということです。
そういえば、たまにクリニックの待合室でみるのは空気清浄機ではなくてこのジアイーノみたいな空間除菌脱臭機なのかもしれません。

目的に合わせた濃度で作れます【主な用途別の適切なppm】

除菌水の目的に応じて適切な濃度で使い分け可能

今回のように、1000ppmの原液から希釈する方法だと目的に合わせて濃度のものが簡単に作れます。
説明書に記載された一部を少し載せておきますので、適切なppm(濃度)の除菌水作りの参考にしてください。

    • 「400ppm」は強力な除菌力が必要な時

ウイルス感染時の緊急除菌、嘔吐・排泄物の除菌など

    • 「200ppm」は主に台所

シンク、ゴミ受け、排水口やまな板、ゴミ箱、エアコンの除菌など

    • 「100ppm」は衣服や家具、トイレの消臭

服、靴、下駄箱、トイレの使用後、部屋や車内の消臭

    • 「50ppm」は人体への影響はほぼ無し

子どものおもちゃ、加湿器での利用など
※加熱式の加湿器では成分が熱でダメとのことで、超音波式か気化式の加湿器で。

濃度とpHの試験紙を買いました

次亜塩素酸試験紙買ってみました

次亜塩素酸試験紙買ってみました

先ほどのpH試験紙が少し古かったので、新しく買いなおすついでに次亜塩素酸の濃度試験紙も買ってみました。

pH試験紙、新しく買いなおしました

pH試験紙、新しく買いなおしました

早速、今回紹介した50ppmの作り方で作った除菌水(水の量などは説明書通り)で計ってみました。
まずは次亜塩素酸の濃度から。

除菌水につけた直後

除菌水につけた直後

これが除菌水につけた直後です。
一番下の茶色の部分が計測部分です。
この部分とその上のカラーチャートを見比べて濃度を確認します。

最初、「うわ!100ppmくらいあるやん!」とか思ったんですが、10秒待ってから測定するのを忘れていました。
10秒待つ間に一番下の計測部を切り離して比較しやすくしました。
それがこちらの写真。

50ppmよりかは濃そうな感じ

50ppmよりかは濃そうな感じ

どうやら時間経過と共に計測部の色は薄くなっていくようです。
この写真は10秒を越えて15秒~20秒くらい経った時点だったと思います。
それでも50ppmよりかは濃いように見えます。

そしてpHはといいますと、

pHは6~7の間でしょうか

pHは6~7の間でしょうか

もう少し細かい精度の試験紙かデジタル計を買えばよかった(手持ちの新電元のデジタルpH計が故障中)のですが、これは前回の試験とほぼ同じような結果になりました。
目測になりますが、6.5位でしょうか。

もとの水のpHも計ってませんし、そもそも目視での計測ですのでおよそしかわかりませんが、今回の我が家の環境では少し濃度が濃いものが出来たようです。
また計測してみたいと思います。

ちなみに調べていると、「AP水」という言い方もあるようです。詳しいことはわかりませんが、歯医者さんでの口腔洗浄やお医者さんの医療器具の洗浄に使われていたりするそうです。塩素系の次亜塩素酸ナトリウムの水溶液に比べると、はるかに人体への影響も少なく安全で、かつ殺菌力も強いために医療現場で使われているのだと思います。

補足:ピューラックス+炭酸水でも作れるのか

ピューラックスS(食品添加剤)で次亜塩素酸水を作成?

少し作り方が違いますが、食品添加剤認可のピューラックスS(Amazon)と炭酸水で作る方法もあるようです。
※「ピューラックス」が医薬品扱いで、語尾に"s"のつく「ピューラックスS」が食品添加物として認可されています。

こちらの場合は炭酸水を準備しなくてはなりません。また、ピューラックスはハイターに似ていますが、内容成分の差から価格も割高です。
(ハイターの場合はこの作り方では適さない成分も入っているため、この方法では作れないような記事をどこかでみたんですが、すみません、はっきりしないです)

そして、塩素系(アルカリ性)のものに炭酸(酸性)を混ぜることになる(=危険な塩素ガスの発生は?)と私は思うのですが、基本的に「混ぜるな危険」ですから、このあたりは十分な知識なしにネットの情報だけで作るのは私は控えておきます。
(ある基準以下の酸性にしなかったら(炭酸水ではそこまでいかないらしい)有毒ガスも出ずに大丈夫そうですけど)
というのも、それぞれ実際に混ぜ合わせる時点のpHや、濃度がわからないと中和させる分量(比率)が計算できません。
また、そのpH等のチェックをするならpH計とか試験紙(試薬)も必要ですし、現段階ではコストと作る手間がかかりそうです。

私も手持ちの"素"がなくなればこの方法も検討してもいいですが、今のところは保留です。

日本は今本当に踏ん張りどころだと思います。
後日、世の中の状態がどうなっているかわかりませんが、少しでも早く終息に向っていることを願います。
そして少しでもどなたかの参考になればと書きました。
普段はあまり時事的なことを書くのはアクセス数狙いで嫌なのですが、コロナ関連については書けることがあれば書くつもりです。

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常時、RPAロボットで監視させていますので見つけ次第、警告・対処しています。
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あとで泣きつかれても一切情状酌量はいたしません。あしからず。

(3/3追記)イソプロパノールを使った消毒液の自作

エタノールに代わるもので何かアルコール消毒スプレー代わりになるものを調べて、まだ手に入るイソプロピルアルコールを使った手作り消毒液の記事をアップしましたので良かったらそちらも参考にしてください。
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